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社員インタビュー

先輩社員インタビュー(1)

岩船真裕

制作進行

先輩社員インタビュー(1)岩船真裕 制作進行

あなたの現在の仕事内容を教えてください。

制作進行という仕事をしています。主に担当している話数のスケジュール管理、アニメーター(絵を描いてくれる方)へのアテンド、各スタッフへの連絡や素材管理などをしています。アニメーション制作では、決められたスケジュールの中で一つの映像を作らなければなりません。適切な状況判断を行い、スタッフとの連携を上手く取り、各所の交通整理をすることで作品の質を高めます。そのためには、コミュニケーション能力、判断力そしてそれらを処理できる能力が求められる仕事です。
制作進行は、絵を描く仕事ではありませんが、判断一つが作品の出来に直結してきますので、とても重要な役職だと感じます。

今まで仕事をしてきた中で、一番印象に残っている出来事を教えてください。

初めて担当したアニメが完成した時です。様々な人達の手によってキャラクターに魂が宿る瞬間に立ち会えた感動は今でも覚えています。
アニメーションは、沢山のカットと呼ばれる細かいシーンを繋ぎ合わせてできています。
バラバラだったカットに色や背景がつき、これまでの努力がだんだんと繋がって1つのアニメーションに完成されていく光景はとても印象的でした。

あなたの現在の仕事の「やりがい」を教えてください

冒頭でもお話ししたように、制作進行は決められたスケジュールの中で仕事をしています。それを理解したうえで、どうすればクオリティーを維持できるのか、どんな方法を使って何を優先すべきなのかを自分で判断し、完成まで作品に寄り添えることに達成感とやりがいを感じます。

入社する前と現在で、仕事に対するイメージが変わりましたか?

とても変わりました。制作進行は絵を描く仕事ではないので、クリエイティブなことは求められないと思っていました。ですが、素材のチェックやクリエイターとのコミュニケーションなど制作工程や技術を深く理解していなければ、制作過程で事故が起こってしまいます。
なので、ただカットを次工程に回すだけが制作の仕事ではないと学びました。

自身の将来の夢や目標について教えてください

明確に将来の夢があるわけではないのですが、クリエイティブな方向に進みたいと思っています。ですが、まだまだ経験不足で勉強せねばと思うことばかりなので、今は選択肢を狭めないように目の前の作品と向き合いつつ、引き出しを広げていきたいと思います。

WIT STUDIOを応募される方にメッセージをお願いします。

WITは映像のクオリティーが高い会社だと思います。クリエイターの方々も業界屈指の人達が在籍しています。そのため、制作進行にも求められる事が多くなっています。最初は不安に思う事も辛い事もあると思います。入社当初は僕も自信がなく、つまずくことが多々ありました。ですが、その分学べることも多く、自分の糧に繋がっています。アニメに興味があり、作品作りに携わりたいという方はぜひ応募してみてください。一緒に働けることを楽しみにしています。