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「グリム組曲」監督インタビュー特別回!

エグゼクティブプロデューサー 櫻井大樹

特別回では、独創的なプロジェクトを世に送り出し続ける櫻井大樹エグゼクティブプロデューサーに焦点を当て、彼の制作へのアプローチと業界内での影響力を詳しく見ていきます。彼がどのようにして革新的なアイデアを実現し、挑戦的な作品を成功に導いているのかを、その背後にあるストーリーと共にお届けします!

【質問1】グリム組曲の企画が立ち上がった経緯を教えて下さい!

「グリム童話」を題材にした作品を作ってみたいと、前から思っていました。

これまで広く知られてきた「シンデレラ」や「赤ずきん」といったキャラは、ややもすると、カマトトぶっているようにも思え、僕などは「実際は腹にイチモツを抱えているのではないか?」と、つい邪推したくなってしまいます。

この話を脚本家の横手美智子さんにしたところ、「そういうの書いてみたい!」と仰って下さり、本企画が転がり始めました。

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【質問2】日本人にも馴染みのある「グリム童話」をアニメ化するにあたって特に意識した点を教えて下さい!

「グリム童話」の中でも、誰もが知っている有名なタイトルを選ぶようにしました。

どこかで聞いたことがあるようで、でも何かが違い、途中からはまったく予想外の展開になっていく。

そうしたスタイルを、作品におけるひとつの軸にしたかったからです。

それは物語のみならず、音楽においても同様です。

よく知られたクラシック曲を翻案にしつつ、各話の作風に合うように、宮川彬良先生にひとつひとつ、丁寧に編曲していただきました。

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【質問3】本作の見どころを教えて下さい!

まずは、CLAMP先生による絢爛たるキャラクター原案と、その世界観を豊かな想像力によって押し広げて下さったWITさんの仕事ぶりを見ていただきたいです。

6話数において、6名の若手監督が、それぞれに創意工夫に溢れた演出を担当して下さっているのも本作の大きな見どころです。

また、全話数を通じて、陰日向なく作画を支えて下さったキャラクターデザイン・総作画監督の大杉尚広さんの活躍ぶりは、とりわけ特筆すべきだと思います。

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【質問4】最後にファンに一言お願いします!

CLAMP先生がキャラ原案をやってくれたら」

「横手美智子さんが脚本を書いてくれれば」

「宮川彬良先生が、音楽を担当してくれたら」

WITさんが現場を受けてくれれば」

架空のタラレバを妄想してても仕方がない。バカなふりして、とりあえず聞いてみよう。

そう思って、一人一人お願いしてみたところ、なんとその全ての妄想が叶いました。

これは奇跡です!

ご覧になっていただく皆さんにも、この奇跡の目撃者になっていただければ幸いです。

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インタビューは以上です。ありがとうございました!