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「グリム組曲」監督インタビュー第五回!

第五話「ブレーメンの音楽隊」監督 竹内雅人

アニメーションの技術革新をリードする竹内雅人監督にスポットライトを当て、その先進的な技術と独創的な表現手法に焦点を置いていきます。監督がどのように新しい技術を駆使して視覚的驚異を創出しているのかを見ていきます!

【質問1】五話の見どころや注目ポイントを教えて下さい!

CLAMP先生、横手さんと櫻井プロデューサーからいただいた見た目もステータスも個性豊かなキャラクターが今作の最大の見どころです!大杉さんを筆頭にアニメーターの方々が腕を振るってくださったかっこいいアクションシーンも注目して欲しいです!

原作の根幹だと思っている「居場所」という要素は変わらず今作でも主題として置かせていただきました。家庭で、学校で、社会で...それぞれの場所で戦っている人にぜひ観ていただきたいです!

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【質問2】演出するなかで特に意識した点、チャレンジした部分を教えてください!

西部劇という要素はお声がけ時点で決まっておりましたので、その要素を含んだスチームパンクのルックイメージにさせていただきました。斎藤さんの素晴らしい世界観ビジュアルのアイディアによってグッとスケールが広がったと思います。

アニメで表現し辛いと思っている「目力」の演出は今作では個人的なテーマでした。おさまりや時間を使った「目力」の意識と合わせて、デザインの観点からキャラクターデザインの大杉さん、簑輪さんと目の中についても拘りました。ぜひ注目してみてください!

また音響監督の小泉さん、効果の森川さんとミキサーの今泉さん含め音響チームの皆様とともに音にも注力しました。わざとOFFで動作音を聞かせる演出や、動作しているものがフォーカスされたときよりハッキリ聞こえたりなど自分好みの音の演出をたくさん入れさせていただきました。

カラースクリプトの瀬田さんと「ラストのバトルシーン色」から最初にコンセプトを作りそこ基準で他シーンの色を構成しました。美術の加藤さん、後藤さん、色彩の橋本さん、撮影の太田さんたちのお力あり最終画面も素晴らしい仕上がりで本当に嬉しいです。

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【質問3】制作中の出来事で印象深かったことはありますか?

友人であるノブヒコさんとの分業コンテ作業は密に連携がとれてとてもありがたかったです!

音響面ではキャストの皆様のキャラクターへのご理解が本当に的確で感動したのを覚えています。また宮川先生とのフィルムスコアリングのための音楽打合せと収録はLIVEイベントのような時間で大変貴重な経験でした!

現場では演出でご助力くださった橋口さん、川部さん、赤松さん、三上さん、高田さんは作品の理解度とディレクションに安心感しかありませんでした。

またスタートからご一緒してくださった制作の島崎さんには、資料のお手配や潜在的にお持ちの演出的素養に何度も助けられました。支えてくださった二宮Pと制作の石崎さんと橋本さんの作品完成への貢献度は計り知れません。

この場を借りてご助力くださったすべてのスタッフの皆様にお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました!

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【質問4】最後にファンに一言お願いします!

数あるアニメ、映像作品の中から本作を見つけてくださりありがとうございます。原作をご存知の方も、アニメファンの方もそうでない方も、楽しんでいただけたら幸いです!

よろしくお願い致します!

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インタビューは以上です。ありがとうございました!